20代の頃と比べて30代になると
- いくらカロリーを減らしても、前のように痩せなくなってきた
- 体重は変わらないのに、しまりがなくなってきた
- 部分的なたるみが気になる
このような悩みが増えてきていませんか?
30歳からのダイエットは、20代の頃と同じような方法を行ってもうまくいかないことがあります。
特に、30代後半になると、無理なダイエットをしてきた人と、適切な食事と運動で身体を作ってきた人と大きな差が出てきます。
そこで今回はアラサー女性のボディラインが崩れる原因と、具体的な対策をご紹介します。
30代からボディラインが崩れる原因
30代からボディラインが崩れてしまう原因は、大きく分けて次の4つです。
- 基礎代謝の低下
- 食生活の乱れ
- 筋肉量の低下
- 姿勢の乱れ
それぞれ詳しく解説します
01 基礎代謝の低下

基礎代謝とは、1日中何もしなくても勝手に消費してくれるカロリーのこと。
つまり、基礎代謝が高い人は太りにくいということです。
ですが、基礎代謝は16〜18歳をピークに30歳を境にどんどん低下していくと言われています。
- 食べる量は変わらないのに体重は増えていく
- いくらカロリーを減らしても、前のように痩せなくなってきた
このように感じている人は、基礎代謝が下がっている可能性が非常に高いです。
02 食生活の乱れ

これまでのダイエットで
- 夜は野菜だけ
- 朝は何も食べない
- 1日1000kcal以下の食事
- 週末にドカ食い、平日は食事を抜いて調整
このような食事を続けてきたことはありませんか?
不規則な食事を長く続けていると、脂肪を燃やすための力が弱まってしまい、何をしても痩せにくい身体になってしまいます。
また、人によっては「間食がやめられない」「過食することがある」などの食欲の乱れを引き起こし、結果的に体重増へと繋がっていきます。
03 姿勢の乱れ

「体重は変わらないのに、なんだか身体にしまりがなくなってきた…」
このように感じる原因の一つに、姿勢の乱れが挙げられます。
実は、姿勢が乱れることで、背中やお尻などの筋肉が使いにくくなります。
脂肪は、「動きの少ないところにつきやすい」といった特性があるため、姿勢が乱れていることが
- 二の腕に振袖のようなたるみができる
- 肩甲骨が埋もれてしまう
- お尻の位置が下がる
- 腰回りに脂肪がつきやすくなる
このようなボディラインの崩れを生み出すようになってしまいます。
30代女性のダイエット方法
30代からボディラインが崩れる原因を4つご紹介いたしました。
それでは、ここからはどのようにダイエットを進めれば、ボディラインを整えることができるのか。
具体的な対策について、いくつかご紹介していきます。
筋トレで脂肪の燃えやすい身体に
筋トレは男性のためだけのものではありません。
女性も筋トレをすることで、代謝がアップし、全身ひきしまったボディラインを手に入れることができます。

ただ、男性と同じように鍛えてしまうと、ムキムキな身体になってしまいます。
女性の筋トレで意識するべきポイントは、次の4つです。
- 背中・お尻・二の腕など、バックラインの筋肉を中心に鍛える
- キツさよりもフォームを意識する
- 回数は15回〜20回が目安
- 頻度は週に2〜3回でOK
これにより、ムキムキにはせずにメリハリに必要な筋肉をつけることができます。
また、日常生活では使いにくい筋肉が刺激されることで、代謝はアップし痩せやすい身体に近づいていきます。
姿勢改善でスタイルアップ
美しいボディラインを手に入れるには、姿勢を整えることも重要です。
キレイな姿勢の指標は「耳」「肩」「骨盤」「膝」「くるぶし」が一直線に並んでいること。

姿勢が整うことで
- くびれができる
- 二の腕の振袖がスッキリする
- お尻の位置が上がる
といった、部分的な体型の変化を実感することができます。
脂質に注意して食事を摂る

女性は男性と比べて、脂質を多く含んだ食事を好む傾向にあります。
- 菓子パンやスイーツ
- オムライスなどの洋食
- チーズたっぷりのイタリアン
これらの食事は、糖質はそこまで含まれていないものの、脂質を多く含んでいることがほとんどです。
このような食事から、脂質の少ない食事に変えるだけで、ほとんどの場合はダイエットがうまくいくようになります。
- ランチは和定食を中心に
- チーズではなくトマトがメインの洋食を選ぶ
- 菓子パンはサイズに気をつける
などの工夫をすれば、満腹感は確保しながら、脂質を抑えることができるはずです。